2022年3月、神戸市が2022年度(令和4年度)の当初予算案を発表しました。
その中には、六甲アイランドの活性化のための予算もあります。
そこで、神戸市の2022年度(令和4年度)の当初予算案の中から、島っことしてはとても気になる、六甲アイランドの予算案についてピックアップ。
詳しくお伝えします。
目次
2022年度神戸市の予算案に六甲アイランドの活性化
神戸市の2022年度(令和4年度)の当初予算案の中で、六甲アイランドの活性化のために充てられた予算は147,831,000円(1億4,783万円)。
主な内訳は、以下のようになっています。
AOIA跡地の利活用に向けた基盤整備
「タイムズデカパトス」の南側に広がる、とても大きな空き地。
ここが「AOIA(アオイア)」の跡地で残った最後の場所です(他の場所は「神戸国際大学」などに活用されています)。
2012年には、約20,000人が来場したK-POPの複合野外ライブが開かれましたが、主な利用はそれきり。
この場所が、昨年に続いて予算案に組み込まれました(”利活用に向けた基盤整備”なので、一気に何かになるというわけではなさそうですが…)。
個人的には、海がすぐそばというロケーションを活かしたキャンプ場やグランピング施設、大型アウトレット施設などに活用されたらいいなぁ…とずっと前から思っています。
まちの魅力発信や回遊性向上を図るデジタルサイネージの設置
六甲アイランドへ来られた方へ、アナログよりさらにわかりやすいデジタルサイネージ。
目的地に行くだけでなく他の場所も知ることで、六甲アイランドの他の場所へも回遊してもらえる確率がアップしそう。
リバーモール空間を活用した足湯施設の設置
昨年に続き組み込まれた予算案ですが、2022年秋頃に運用予定と先日発表されました。
「神戸ベイシェラトンホテル&タワーズ」の西側、リバーモールの丸い噴水の東側に足湯が誕生する予定です。
神戸ファッションプラザの活性化(サン広場の憩い・集う空間化)
こちらも、昨年に続いて組み込まれた予算案。
具体的に計画が動いていて、2022年5月には「神戸ファッションプラザ」の3階にある広場「サン広場」がリニューアルします。
子ども向けのふわふわドームなどが設置されたりと、にぎわう空間へ。
神戸ファッションマートエントランスの活性化
昨年に続いて組み込まれた予算案。
「神戸ファッションマート」のエントランスを活性化する、とはどのようになるのか気になりますが、現在はこのような外観。
とても特徴的なデザインの建物で、北西側のエントランス付近から撮影するとあらためてその姿に惚れ惚れします。
ちなみに1階は、「神戸コレクション」の第1回目が開催された場所です。
日展・神戸展の開催
2023年(令和5年)2月に、約1か月間開催される予定の「日展・神戸展」。
会場は、「神戸ゆかりの美術館」と「神戸ファッション美術館」です。
アートの街でもある六甲アイランドにぴったりな、人気の「日展」がやってきます。
(仮称)六甲アイランド・アートフェア
「日展・神戸展」が開催されているときに、同時開催される予定の「(仮称)六甲アイランド・アートフェア」。
まだ具体的な案は発表されていませんが、これを機にアートの街としても認知してもらえるきっかけになりそうです。
他の六甲アイランド関連の2022年度予算案
上記の六甲アイランドの活性化のための予算案のほかにも、様々な予算案の中に六甲アイランド関連のものがあります。
- 近年の台風を踏まえた高潮対策
- 大阪湾岸道路西伸部(六甲アイランド北〜駒栄)の事業促進
いずれも、これから大事になってくる項目ですね。
2022年の神戸市の予算案に、六甲アイランドの活性化のための案があるのはとても嬉しいこと。
少しずつでいいので、確実に活性化していくための計画を期待しています!