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【六アイトリビア】映画館「MOVIX六甲」があった|兵庫県初のシネコン&MOVIX1号館

入居が始まってから30年以上たつ六甲アイランド。そんな六アイには様々な歴史があります。

今ではない施設をはじめ、幻となった場所なども。

そこで「六アイトリビア」として、いろんな歴史や豆知識などをご紹介していきます。

今回は、映画館の「MOVIX六甲」

覚えている方は思い出しながら、初めて知った方は想像しながら、ごゆるりとご覧ください✨

兵庫県初のシネコン「MOVIX六甲」

六甲アイランドにあった映画館「MOVIX六甲」は、「神戸ファッションプラザ」の9階にありました。

今でこそ「MOVIX」と聞くと松竹系の映画館ということは知られていますが、当時はまだ斬新だったシネマコンプレックスシアター(シネコン)。

「MOVIX六甲」は「MOVIX」の第1号館であり、兵庫県内で初めてのシネコンでもありました。

そんな「MOVIX六甲」の歴史を紐解いていきましょう🎥

「MOVIX六甲」は1997年オープン

1997年3月にオープンした商業施設「神戸ファッションプラザ」。それと同時に、9階にオープンしたのが「MOVIX六甲」です。

それまで六甲アイランド内に映画館はなく、当時は近隣にも映画館がなかったことから、島内外から多くの人が訪れていました。

しかし、2005年に「109シネマズHAT神戸」(ブルメールHAT神戸内)、2006年に「OSシネマズミント神戸」(ミント神戸内)、2008年に「TOHOシネマズ西宮OS」(阪急西宮ガーデンズ内)が続々とオープンすると、「MOVIX六甲」の客足は低下。

その後、2010年1月31日で惜しまれつつ閉館となりました。

「MOVIX六甲」のスクリーン数

「MOVIX六甲」は、スクリーンが7つ。話題作・大作が次々と公開されていました。

  • スクリーン1
    209席
  • スクリーン2
    209席
  • スクリーン3
    168席
  • スクリーン4
    168席
  • スクリーン5
    341席
  • スクリーン6
    162席
  • スクリーン7
    162席

客席も段差がついているのでとても観やすく、ストレスフリー。

今では複数のスクリーンがある映画館(シネコン)は当たり前ですが、オープンした1997年頃はまだまだめずらしく、そのシステムに驚いたのを覚えています。

閉館後、映画館「シネウェーブ六甲」として再オープン

2010年1月31日に閉館した「MOVIX六甲」ですが、「神戸ファッションプラザ」に入居している店舗、そして島民からの熱い要望があり、2010年7月に「シネウェーブ六甲」として再びオープン

「MOVIX六甲」は松竹系でしたが、「シネウェーブ六甲」はOSの子会社が運営していました。

しかし、やはりあまり客足は戻らず、2011年11月に閉館となりました(できる限り行きましたが…ガラガラの時が多かったです)。

「MOVIX六甲」の思い出

ここからは私の思い出話になりますが、「MOVIX六甲」は本当に何回も何回も行きました。

本土(三宮)に出ないとなかった映画館が、島に!というのがやっぱり嬉しくて。しかも島内なので家からも近く、学校帰りにもサクッと行けるアクセス良好な点もよかったですね。

上の写真は、「MOVIX六甲」閉館日の2010年1月31日に行った際いただいた、MOVIXキャラクター(ヒッポコブラザーズ)のクリップケースです。

阪神タイガースの選手御用達

当時は神戸の東エリアにある映画館が珍しかったので、阪神タイガースの選手もよく利用していました

エレベーターでも遭遇したことがありますが、目撃談も多かったですね。

西宮や芦屋に住んでいる選手が、車でサッと来れる距離にある映画館ということで人気だったのかもしれません。

売店のスイーツがおいしい

「MOVIX六甲」のチケット売り場付近には売店があり、定番のポップコーンやジュースが販売されていました。

その中でも特にお気に入りだったのが、キャラメルポップコーンの上にソフトクリームがのったスイーツ(300円くらいだったかな…)。

売店付近にはテーブルも設置されていたので、映画を観ないときでもそのスイーツ目当てにカフェ使いしていました。

今でも、あのスイーツを食べたくなるときがあります。

映画のハシゴ

これは今だと簡単にできますが、シネコンの特性を活かして、映画をハシゴしたことがあります。

ファーストデーかレディースデーで1,000円で観られる日に、2本観たのはいい思い出です(さすがに2本目はやや眠くなりましたが…)。

西宮ガーデンズオープン後は穴場に

「阪急西宮ガーデンズ」にも映画館がオープンしてからは、ぐっとお客さんが減った感じがします。

それもあってか「MOVIX六甲」はあまり混雑しなくなり、”適度に空いている映画館”という印象になりました。

変わらず話題作は上映されていましたが、ちょうどいい空き具合で観られる映画館として穴場でした。

「MOVIX六甲」跡地はどうなる?

「神戸ファッションプラザ」は、2024年3月に商業棟が「ROKKO i PARK(ロッコウアイパーク)」として待望のリニューアルオープン。

様々なテナントがオープンしますが、9階はまだ未発表(2024年2月時点)になっています。

通常の店舗があるフロアとは大きく異なり、スクリーンや客席、上映室などがあるフロアになるので、どのような形になるのかが気になるところです(床も赤い絨毯)。


今回ピックアップした「MOVIX六甲」。

知っている方は、”何回も行った!””懐かしい!”といろんなことを思い出されたことと思います。

他にも、まだまだ六甲アイランドに関するあれこれ話があるので、不定期で更新していきます!

参考:https://ja.wikipedia.org/wiki/神戸ファッションプラザ

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