入居が始まってから30年以上たつ六甲アイランド。そんな六アイには様々な歴史があります。
今ではない施設をはじめ、幻となった場所なども。
そこで「六アイトリビア」として、いろんな歴史や豆知識などをご紹介していきます。
今回は、リバーモールイーストをピックアップ。実は、安藤忠雄建築研究所が設計した建物なんです。
1993年のオープン以来、六甲アイランドの風景にすっかり溶け込んでいますが、あらためてその魅力を探っていきましょう💡
目次
安藤忠雄建築研究所が手がけたリバーモールイースト
六甲アイランドの真ん中を南北に六甲ライナーが走っていて、アイランド北口駅とアイランドセンター駅の間にあるのが、リバーモール。
人工の川が流れる公園と商業施設から成り立っています。
リバーモールには商業施設が2つあり、全く趣の異なる建物がユニーク。
六甲ライナーを挟んで西側にあるのがリバーモールウエスト、そして東側にあるのが今回の主役のリバーモールイーストです。
白い建物が印象的で、近づくとレンガ調の壁になっていることがわかります。
噴水や川があるところをぐるりと囲む感じで、リバーモールイーストが建っています。
シンプルに見えるリバーモールイーストですが、おもしろい作りなのも大きなポイント。
スロープで上へあがれます
リバーモールイーストの南側にはスロープがあり、ここから上へあがることができます。
コンクリートの壁、スロープのワイヤーネット、白いレンガが良い組み合わせ。
2階へ上がると、通路があり周りには緑が植えられています(あまりお手入れされていませんが…)。
スロープはまだ続いていて、さらに上へとあがることができます。
1階から屋上まで続くこのスロープは、真上から見るときれいな円を描く形になっています。
屋上は景色が一望できる特等席!
屋上は、重厚感のあるコンクリートの手すりがあるものの、ガラスなので開放的な雰囲気。
リバーモール一帯の風景をパノラマで見ることができ、六甲ライナーも近くに見えます。
屋上は通路と通路の間に緑が植えられています(こちらもあまりお手入れされていないのが残念…)。
リバーモールの反対側は、アジア・ワン・センター(旧P&G極東本社)。
全く関係のない建物に思えますが、リバーモールイーストの2階からアジア・ワン・センターに突き抜ける形で通路があるのもユニーク。
リバーモールイーストの場所
神戸市東灘区向洋町中1-18
(アイランドセンター駅から山側へ約2分)
1993年のリバーモールオープンまでは、この一帯は工事中だったこともあり、塀で囲われていました。
オープン時、まだ小学生だったもののとてもおしゃれな建物に驚いたのを覚えています。
他にも、まだまだ六甲アイランドに関するあれこれ話があるので、不定期で更新していきます!
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